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2022年4月18日月曜日

メテオボンバーの標準設定

 ここではメテオボンバーを以下の規則に従ってランダム配置を行い、そのPO率の収束先を見る実験を行う。

①数字は63マスに均等に配置される

②爆弾、メテオはどのマスにも出現する可能性があり、各番号8%の確率で爆弾またはメテオに変化する。

③爆弾またはメテオに変化した場合、爆弾:メテオ右下:メテオ左下の出現割合は2:1:1とする

④各マスの配置は、隣り合うマスが同じ色とならないようにランダムで配置される

⑤宝箱は結合1個または2個でランダムで選ばれるが、そのパターンはすべて同一確率とする

上記の規則に従い初期配置を決めた場合のPO率の収束先を調べる。

とりあえず1000000回試行させてみたところ、PO率は55.3%となった。

ちょっとこれではよくわからないので、メダルが100万枚あるとして1回のゲーム当たりメテオボンバー超超マルチMAXBETを行う、すなわち3000*10=30000BETとしてシミュレートする。


上のグラフのオレンジは全消しが起きていない場合のメダルの推移で、横軸がゲーム経過数(1ゲーム当たりメテオボンバーを10回行うので平均化されて直線になりやすい)縦軸がメダルの枚数を表す。この設定では40ゲームもすればおよそメダルは40万枚にまで減ることが分かる。
下のグラフのオレンジも同じだが、途中に全消しがあった場合を切り抜いている。
全消しにより、およそ150000枚ほどまくれているのが分かるが、10ゲームほどでその増加も失われる(1回あたりPO率55.3%より15000枚近く失うので、150000/15000=10ゲームということで理に適っている…が理不尽ではある)。全消しが起こらない場合この設定ではもはや勝ち目はなく、開始約10ゲーム以内に全消しを引き当てなければほぼマイナスというような状況である。
なお青色はPO率の大きさを表しており、縦軸の数値がその値ではないことに注意。そのゲームでのPO率を1000000倍することによりスケールを同じにしている。つまり1000000の値を超えていたらそのゲームではプラス、ということになる。

さて、次の記事からでは爆弾の出現率や宝箱の配置状態、数字の出現位置などを変えて同様の処理を行う面白い実験を考えている。

以下メモ。各宝箱の配置パターン別のPO率

{1000000,{0.588181,0.614962,0.620759,0.635547,0.6036,0.573351,0.547079,0.525657,0.542052,0.468027,0.569318,0.560581,0.511308,0.569891,0.539529,0.529537,0.49237,0.540183,0.558625,0.532266,0.482372},0,0.552714}