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2021年9月15日水曜日

ビンゴファームの確率

 ここではアニマロッタのビンゴファームの確率について述べる。

我はアニマロッタの確率を計算している人々を以前から見たことがある。

中でもチェーンボンバー大辞典を作成したみそodenさんや、

最近のアニマロッタの解析を行っているteaさんは我も知っている。

チェーンボンバー大辞典は我が中学生のころ、これは天才すぎる!!と思ったものである。

自作ゲームとかを作ったりしているうちに、なぜかプログラミングができるようになっていた。現在では日常の疑問点や大学の課題、アニマの確率など様々な部位に応用している。

さて話を戻して

調べたところによると、緑色のカードではFREEが1個のカードが3パターン、2個のカードが9パターン、3個のカードが3パターン、4個のカードが1パターン、5個のカードが1パターンあり、FREEの合計個数でいうと5個~15個のパターンが考えられる。

今回はFREEの総個数別に、その平均払い戻し率(PO率)を計算する。

各シミュレーションは1000000回実行している。数値のブレの推移を見ると、小数点第1位くらいまではある程度信用できそうである。

だいたいの予想としては、FREE個数が増えれば増えるほどPO率は増加する予想ができるが果たして。

なお各種パターンは17*16*15*14パターンもあり、これはおよそ57120通りあるので、

これらのパターン全てを個別に網羅しようとすると試行回数が100万×57120ということで5億回もゲームを「プレイ」する必要があるので時間がかかりすぎるうえ、さして重要な情報でもないので却下。

やはり盤面をぱっと見て判断できるFREE個数のほうがよい指標になるだろう。

以下解析結果。

緑カード------------------------------------------------------------------------------

FREE5個 PO率60.1% 平均0.623ライン スーパー0.24% ハイパー0.03%

FREE6個 PO率65.5% 平均0.678ライン スーパー0.30% ハイパー0.03%

FREE7個 PO率71.2% 平均0.735ライン スーパー0.40% ハイパー0.03%

FREE8個 PO率77.2% 平均0.791ライン スーパー0.48% ハイパー0.04%

FREE9個 PO率83.5% 平均0.853ライン スーパー0.53% ハイパー0.05%

FREE10個 PO率90.8% 平均0.929ライン スーパー0.58% ハイパー0.07%

FREE11個 PO率97.6% 平均0.998ライン スーパー0.66% ハイパー0.07%

FREE12個 PO率104.5% 平均1.065ライン スーパー0.76% ハイパー0.08%

FREE13個 PO率111.2% 平均1.135ライン スーパー0.82% ハイパー0.08% 

FREE14個 PO率118.9% 平均1.195ライン スーパー0.89% ハイパー0.12%

FREE15個 PO率125.4% 平均1.253ライン スーパー0.96% ハイパー0.15%

青カード-------------------------------------------------------------------------------

FREE8個 PO率84.7% 平均0.879ライン スーパー0.57% ハイパー0.03%

FREE9個 PO率88.8% 平均0.910ライン スーパー0.67% ハイパー0.04%

FREE10個 PO率100.1% 平均1.018ライン スーパー0.80% ハイパー0.06%

FREE11個 PO率114.3% 平均1.151ライン スーパー0.97% ハイパー0.09%

FREE12個 PO率122.5% 平均1.222ライン スーパー1.04% ハイパー0.12%

FREE13個 PO率135.8% 平均1.344ライン スーパー1.24% ハイパー0.15%

FREE14個 PO率142.3% 平均1.402ライン スーパー1.36% ハイパー0.15%

FREE15個 PO率153.8% 平均1.509ライン スーパー1.66% ハイパー0.12%

FREE16個 PO率167.7% 平均1.626ライン スーパー2.07% ハイパー0.09%

FREE17個 PO率179.1% 平均1.722ライン スーパー2.35% ハイパー0.08%

FREE18個 PO率191.2% 平均1.812ライン スーパー2.63% ハイパー0.09%

FREE19個 PO率207.2% 平均1.923ライン スーパー3.06% ハイパー0.11%

FREE20個 PO率215.0% 平均1.976ライン スーパー3.28% ハイパー0.12%

FREE21個 PO率245.4% 平均2.176ライン スーパー4.01% ハイパー0.19%

赤カード---------------------------------------------------------------------------------

FREE24個 PO率496.0% 平均3.480ライン スーパー11.69% ハイパー0.42%

FREE28個 PO率897.9% 平均5.034ライン スーパー22.68% ハイパー0.68%

FREE32個 PO率1098.0%平均5.662ライン スーパー32.27% ハイパー0.57%


緑のカードではFREEの個数が12個以上あれば内部は非常に良好で、9個以上くらいで許容範囲といったところ。青カードはチャンスカードでありながら、FREE8個と9個のパターンではペイアウト率が100%を下回る。つまり赤字。赤カードにおいては、FREEが32個ある場合は払い戻し率が平均10倍以上。ただしハイパーラインの成立確率も最高、というわけではない。その理由はFREE32個の場合ハイパーの成立に関係する斜めラインにいっさいFREEがない井戸の形のマス(=FREE8個分)が出現するからである。なおこの井戸の形のマスは、青カードでも出現するが青カードでこれが出るとうれしい。

この結果をどう使うかは視聴者にゆだねられている。

今後の方針

 今後は、「自作アニマロッタ」というブログの代わりに、ここでアニマロッタの確率を取り扱おうと思う。もちろん、取り扱うからにはどこかの情報からとってきたありきたりの情報や、ただのふわっとしたいわゆる「攻略法」ではない。

あと我は薄々、というかほぼ感づいているが、その設定上アニマロッタでメダルを増やすことは基本的に望めない。

しかしメダルを減らしにくいゲームがあるのではないか、ということでここで机上の空論だけを行う。

すでにみそodenやtea(敬称略)により、いろいろなゲームの払い戻し率が掲示板や2chwikiにて示されている。それによると、ビンゴガーデン、チェーンボンバー、アニマツリー、トゥインクルリンク、ワンダーチャンス、JPCあたりのゲームの期待値が記されている。

それ以外のゲームが触れられていない理由は、シミュレートする際の仮定が多すぎて仮にシミュレートできたとしても本来の設定と大きくかけ離れるか、はたまた煩雑なので再現できないかのいずれかの場合が多い。

よってこのブログでは、ビンゴファーム、ハニーエイト、ビンゴバルーン、サンダースマッシュ、ヘブンツリー、サンダーブレイクあたりを取り上げることにする。

メテオボンバーは我の能力では再現できないこともないが、不確定要素が多すぎてシミュレーション不能。チェーンボンバーの方は爆弾が多くて1,2個だが、メテオのほうは5個以上でることもあり、メテオにも向きがついているため。

アニマドロップも段セリ下がりのときのパターンが多すぎてもはや仮定をみいだせないので却下。ただこのゲームは一応演出付きで再現した。

これを作成するのに10日ほどかかった。まず画像データを動画などから地道に削り取り(当時はコナステがなかった)、さらに配当表を色々な高配当動画から知り、そして自身で大量の動画や画像でパターンを解析して手動でそれを打ち込んだ。

そのうえでの結構ややこしめなプログラミングを演出つきでこなし、この状態に至ったわけである。

その気になればアニマドロップも解析できるが、あまり有用性がないので保留。

早速ビンゴファームを作ったプログラムで解析を考えている。

なお上記ゲームは我が中1のころにみつけたwolf rpg エディターで作っている。RPG制作ソフトであるが、工夫をすればだいたいなんでも作れる。たぶん。

余談だが、今後解析していく中でPO率70%がどれくらいかというと

もし10000円を5000枚くらいで購入して、一律シングルで100BETずつ、1ゲームで計300BETしたとすると、1ゲーム当たり90枚失うことになるので、55ゲーム程度、すなわち2時間少しくらいでメダルが尽きるくらいの設定ということになる。

余談だが、アニマロッタの最低設定はPO率80%らしい。