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2017年4月18日火曜日

物理実験 着衣水泳に用いる衣服の詳細

さて、いよいよ体験まで約17時間となった。
ここで、実はこれまで少し述べてきたが、詳しくは述べていなかった着衣水泳で水中へ入る衣服の紹介をしておく。なんで?暇やから。あと、これまで使ってきたかつ、浸かってきた衣服などの。
…眠い。
本日はお風呂で脚や腕に生えていた毛をそった…のだが、左下腿で約5箇所ほど流血。
かみそりで結構気づかないうちに切れたらしい…。水をかけるとしみる。
ただしかみそりの出血なので、にじむ程度で特になんともなかった。
衣服は、小学校時代のものを除く。すべて中学以降。

黒Tシャツ 夏によく着用する半そでの黒色のTシャツ。若干の撥水性を持つ。
       水滴をTシャツにそっと落とすと水滴がしみこまない。しかし少し勢いよく
       水滴が服に当たるとしみこんでしまう。生地は薄く、水に浸かっても動きを
       制限されにくい。ただ、空気を溜め込むには不適。なぜか虫食いのような穴が
       開いているらしく、これは意外と致命的である。
制服    実は制服にも旧と新があるのだが、旧はかなり前の話なので、新について述べる。
       撥水性に関しては、まったくなく、わずか1,2秒くらいで水がしみこんでいく。
       あと白色なので、濡れると透ける。あ、もちろん夏服のこと。
       ちなみに速乾性に優れていて、ものすごく速く乾く。
白靴1   非常に軽量で靴底もやわらかく、履き心地が良い。体育の練習にはこれを
       用いていた。だがぼろくなったという理由で捨てられたかも。
       運動靴の中ではとても気持ちよく、これでよく体育の前に学校の階段から飛び降りたり
       したもの。もちろんこの運動靴と、体操服(旧)着用で。
       それで着地後横向きに転がって滑っていく(床が大理石っぽいので)のが楽しかった。
       またその軽量性から、高飛びの授業でも用いた。
白靴2   スキーに行く時用に履いた靴。だがしかし結構分厚く、靴自体が大きいので
       それほど快適とはいえない。ただちょこちょこ使っていた気が。
白靴3   あの例の悪名高い靴。この靴はかかとの前部が少しでっぱっていて、それでいて
       靴底も硬く衝撃を吸収しにくいイメージ。この靴で2.5mの高さからアスファルトに
       飛び降り、相当な日数左足の損傷を受けた。もちろんそのでぱった部分のせい。
       二度と履くものか。あと、この靴、硬いわりに重い。話にならない。
黒靴    大学に入って購入となった黒い靴。極めて衝撃吸収性に優れており、
       体育館シューズを優に超える衝撃吸収性。ただその分やはり重め。
       しかし靴底はかなり分厚い。とはいえその分厚さはクッションで構成されており、
       過去最強の足への衝撃を吸収してくれるもの。靴の横を触ってみると、ぷにぷに。
       たぶんすさまじい浮力体になるのだろう。実際運用したいが、これをいつもの
       靴として使っているので汚れていて、しかも履いていく靴がなくなるという事態に。
シューズ1 なんとサイズ21か22の靴。しかし我は室内用?のシューズをこれしかもっておらず、
       例の購買部すら行きづらいという性格によりなんと中1から履いたシューズだったが、
       高3になってもこれを履いていた。なので結構ぼろぼろになりつつある。
       しかしその衝撃吸収性が高かったため、長年にわたり愛用した…が、大学に入って
       新しいシューズを購入したことにより、こちらはついに役目を終えた。
シューズ2 今回着衣水泳として持っていくであろう唯一の靴。
       実は体育などで使ったのは少しだけで、苦難を共にしたことがあまりないので、
       シューズに対する思い入れは少ない…が、4月3日に2.7mからのコンクリートへの
       飛び降りを共にしたシューズなので、親近感UP。
       今年に入っての飛び降り実験は、ほとんどがこのシューズを着用している。
       このシューズはもちろん、白靴3に比べると足を守ってくれる。
       白靴3はアスファルト2.5mで何日も歩行困難な打撲を催したが、
       シューズ2はコンクリート2.7mで、体重が一気にのしかかった右足でも、
       足の裏は少なくとも痛まなかった。…ただ下腿脛骨をやられてしまったが…。
       その痛みはまだ今日もわずかのわずかに。なんかきわめて微量の内出血気味。
       とはいえもう普通に日常生活も可能で衝撃を与えても大丈夫に。
       もちろん安全を期するためにまだまだ飛び降りは行わないが。
旧体操服 はじめは小学校時代の体操服がなくなってしまい、それが恋しかった?のだが
       次第にこっちのほうがいいやん、ということになった。
       上の服は結構ぶ厚めの丸首。下の短パンはやはり短く、白色。
       短パンの素材はちょっと変わっていて、少し水を吸い込みにくい性質があった。
       もちろん水中に入れば完全に水がしみこむのだが。
       この短パンは、中にサポーターらしきものがついていて、フィットする。
       そういう2層構造になっており、実は短パンの生地は薄いが「伸びない」のである。
       体操服には珍しい、伸びない素材である。そのため飛び降りたりすると結構伸びない
       のでちょっと太ももに圧迫感を覚えたり。しかし、この短パンの特筆すべきところは、
       水中への転落時に相性がいいということ。例の2層構造により、ものすごく短パン内
       に空気を溜め込むことができる。
新体操服 旧体操服があったが、なぜか新体操服も購入していた。
       飛び降り実験は全てこの体操服で行っている。
       旧体操服に比べて、こちらの上は、とても軽量で、とても生地が薄い。
       短パンは、旧と同じく2層構造になっている。なんでかは分からん。謎。
       短パンのほうは結構生地が分厚いほうだが、そうはいっても伸びる。
       旧体操服より動きやすくなったのであろう。
       また落水時について、この体操服は上が軽量で生地が薄く、下はやはり体に
       フィットして丈が短いので、もう動きにくいはずの着衣水泳とは思えない。
       たぶん海水浴、これで問題ないと思うくらいのもの。

以上のように、運命?いや苦難を共にしたシューズや体操服で、今回も3mという水深に挑戦したいわけである。これもやはり水との1対1勝負である。
飛び降りのとき、地面に足が勝つか(無傷)負けるか(怪我)同じように、
落水の後、水に勝てるか(呼吸ができる)負けるか(呼吸ができない)の勝負なのである。
生身では不安なのかは知らんが、このように服で自身をつけるというもの。
とてもじゃないがはだし裸で2.7mから飛び降りられるわけがない。
足の打撲か骨折確定だろう。もうコンクリートは本当に硬いから。1mでも勘弁して欲しい。

さて、衣服と靴に関する思い入れを述べたところで、後は寝て翌日の闘い(夢の世界)を待つのみ。

忘れやすいのは、ハンドタオル、カメラ、靴下である。これに注意しないと。


       

物理実験 プール大作戦計画9 あと1日

さあ、いよいよ伝説のプール回まで残すところあと1日となった。
今日は4月18日。足のつかないプールへの挑戦は4月19日。
これまでに培ってきた浮く技術が試されるとき。
なにより一番楽しい瞬間は、1mの深さから3mの深さに体が一気に落下したときの感覚。
…うん?これって、飛び降りと似ているような気が。まああっちは着地の衝撃に耐えないといけないのでそんな余裕はないけれど。

カメラで録画して、その様子をいつでも何度でも見返せるように、しっかりカメラに収める。
充電や残り容量にも注意しようと考える。

スペースがあるので、ここでプールの思い出の中で、浮き身に関することだけをピックアップして振り返ることにする。
小学校前半 浮き方が分からない。あお向け怖い。いやそれよりふし浮きすら怖い。
        まず水に入りたくない。顔をつけられない。眼なんて開けられるはずがない。
小学校後半 なんとかけ伸びができるように。クロールの息継ぎができない。
         がんばって顔を水面に上げようとするがその後大きく沈んで苦しい。
         (なおこの状態に至るまでかなり大変だったと思われる)
         必死で25mを手で水を掻いてなんとか顔を水面に出しては大きく沈んで…を
         繰り返して一応泳ぎきった。これは苦しい。
         着衣水泳が6年の授業であって、背浮きをしてみようとあったが、
         背浮きの方法があまり分からず、仰向けっぽくなれるがどうも恐怖心が
         とり払えない模様。背浮きの記録0秒。
中学校    犬掻きらしきものを習得。しかしたぶん長く続けていない。
         まだこの段階でも背浮きがたぶんできない。
高校      お風呂で練習するようになる。息を吸い込めば体が浮くことに気づく。(いまさら)
         ただし丸まった状態でないと実験できない。この体勢ではやはりバランスを
         崩しやすい。具体的に言うと、体が「左右」に回転していく。特に右に。
大学1     はじめて足を伸ばせる数十cmのプールで背浮きを着衣で実行。
         このとき気づいた。めっさ浮くやん。実は1年の夏は、もっとも人生で太っていた
         時期(76kg)で、しかもシューズ着用とあって、浮き具なしでも余裕の浮遊感。
         これで背浮きがいかに重要で楽なものかということがわかった。
大学2     それでもちろんここ8年くらい?定期的に着衣水泳をお風呂でするわけだが、
         さすがにこれだけすればもう着衣での入水も慣れたもの。(半そでだけだが)
         いずれ長袖での練習もしたいが、おそらくは似たようなもの。
         なにしろもともと泳げない(クロールなどで)ので、あまり動きやすさは関係ない。
         なんといっても、落水→落ち着いて背浮きの体勢だけなので。
         長ズボンもそんなきついジーンズでないので。
         もう体操服の水中での挙動などはいまさら確認するまでもない。
         ただ気になるのは転落時にどれくらい空気を溜め込むか、そして背浮きになった
         時にどれくらい空気が溜まったままなのか、ということ。
         これはプールサイドから3mの水深に飛び降りてみれば分かること。
         ただしこれはまだ慣れていないので、順序としては
         1、プールサイドからおそるおそる手を離して浮いてみる
         2、1mの深さのところから落水(すでに入水しているが)してみる
         3、プールサイドから落水してみる、他いろんな体勢で。

そう。今でこそ背浮き至高主義と化しているが、唯一の欠点は、周囲の状況が上しか把握できない。しかも雨などが降っているとちょっと苦しい。そんなときちょっと顔を戻して周囲の状況が把握できるような方法がないかなと考える。いや川だと岩とか流れが危険なので。
…まあそもそもそんな危険な場所に行く機会なんてないんだが。

ただ、海は船に乗ったり、飛行機が墜落したりすれば(その場合はまず衝撃に耐えることと機内から脱出することの方が大変かもしれない)投げ出される可能性があるので、
しかもその場合でライフジャケットを着る間もなかったら、ということを想定したら、
この背浮きは有効ではないかと。波がちょっと苦しいが、海はその分浮きやすいので。
ちょっとプールに大量の塩を溶かしてみようかと考えたりしても、量が半端ではないのでやめる。

ところで、上記のように浮くことに関して書いてきたが、実は段階を踏んでいる。
1段階 浮くかどうかも分からないし、水中で足を地面から離すなんて到底無理
2段階 特定の浮き方はできるが、背浮きが怖い。しかも深い目だと立ち方が分からず怖い
3段階 なんとか背浮きができるようにはなったが、長く続かない
4段階 背浮きって楽だな~
こんな感じ。1段階は、ながらく小学校低学年まで続く。もうプールでの遊び、宝探しとかやめて欲しい。バランスを崩さないようになんとか足でつかんで1個か2個程度かな。
積極的にプールでは浅いところを選んだ(笑)
2段階では、これも結構長く続いた。小学校時代はほぼこれ。いややっぱりふし浮きからなら、
足をつくのはまあ怖くもないし難しくもないが、やっぱり仰向けは怖い。
想像すれば分かる。飛び降りで地面に激突するとき、うつぶせと仰向けどっちがましで(直立姿勢から少し前傾が理想だが)怖くないかといわれれば、普通はうつ伏せを選ぶだろう。
そういうわけで、小学校最後では、一応25mを必死に泳げたものの、背浮きに関してはたぶん怖くやったこともない。なぜか。
もしやってみる→背浮き失敗(=空気がすえない)→苦しい、立ち上がろうとする→立ち上がり方がよく分からない+あせり→死亡 的なシチュエーションが頭の中で組みあがっていたのかも。

だが良く考えれば、背浮きが失敗でもとりあえず息を止めたままで様子を見ていけるようなら呼吸をしてみる、としたらいいんではないかと。まあそれでも立ち上がり方が分からなかったので…。
しかしなぜか今年プールで実験したときはいけた。何でや。
3段階は、やっぱり今年プールに入って経験。
1年の時に実験した服+シューズ+静水ではもう余裕だった。
やっぱり靴の影響が大きかった。
だがいざプールで実験してみると、靴を履いていないので脚が沈んでいく。
背浮きが難しいことを実感した。
そうしているうちに体の前後のバランスが難しくなって徐々に直立姿勢→強制ふし浮き
のようになっていくので、これはいかんと思い腕と胸と首でそうならないように踏ん張る。
あとはそこからの体勢の立て直し方法を覚えた。手を足元に掻くようにして、足は普通にこいだりしていればもとの姿勢に戻る。
しかしだ。別にこのえびぞり姿勢でも首と腰が疲れる以外は特に問題がなかった。
背浮きをしている以上、首が疲れるのは定め。なぜかというと、頭はたしか水に沈むので、
完全に頭を水没させても頭の重量があるので、首で支えなければならない。
もし首で支える限界が来たらどうなるのか、ということも気になったが…。
それにはたぶん数時間くらい背浮きしていないと訪れないのではないかと思った。
解決方法。腕で首を支える(ただしひじが水面に出てよろしくない)
もうあきらめる。首が支えきれなくなっても、首の可動範囲は決まっている。
筋肉がつかれきって首が大きく後ろ向きに落ち込んでも、幸い鼻と口は頭についている場所の関係から、水没しにくい。
たしかニュースで20時間背浮きをしたというのがあったが、首はどうなったのだろうか。
気になるところである。
我も何時間も背浮きができるようになりたい。
となるとするべきなのはもう首の筋肉を鍛えることくらい?
ううんしかし何時間も頭を支えられるのか。
せめてペットボトルでもあれば背浮きで枕にできるんだが…。
誰にも見つけられずに沖を漂流とかなるとちょっと怖い。

とこのように背浮きへの進化の過程を書いてみた。
それもこれも、明日練習するようなプールで死なないためである。

あとはこの訓練(趣味)が、いざというときに役立ってくれることを祈るばかり。
ただ、そんな状況にはとてもじゃないが遭遇などしたくないんだが…。