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2017年6月4日日曜日

海大作戦8β 海水浴の感想・考察

今日、はじめて能動的に海の中に自分で入った。
やはり怖いので、常時浮き輪を装着。ただし浮き輪の中に入るのではなく、浮き輪の端をもってとりあえず近くに置いておくだけの方法。
全体として、2つの予測できなかった問題が発生。
1つ目。浮き輪がどんどん岸へ流される。ちょっと手を離せば見る見るうちに浮き輪は岸の方へ流れて行って、少しの時間でとても遠くに。またそのため浮き輪を常に必要がなくても持っていなければならず、海水浴を生身で楽しんでいる感がない。
よってその解決策として、今度行くときは腕と浮き輪の間に1mくらいの紐でつないで、流れていかないようにする。なお、一応こちらも浮き輪がないとだめな人ではないが、あくまで保険程度に必要なのだ…。なんでか。我、泳ぐ力に乏しい。波が引いていなくても、なかなか前に進まない。
そんな中、沖に流されると…もうなんとなく想像はつくだろう。戻ってこれない。
ここで背浮きが重要なのだが、なんと上は空。自分がどこを向いているのかがまったくわからない。プールと違って近くに岸もないので。
あと背浮きをしていても鼻から不意に水が入ってくる。しかし気管には入ってこないのでとりあえず苦しくないし、別に焦るわけでもない。あと、海水が鼻から入ってきても、意外と鼻は痛くない。というよりのどの方が痛い気がする。もちろんこれのせいでのどが渇くことになるが。
波が来るのとは反対側に脚を向けるのがいいのかもしれないが、満ち潮時にこれをして背浮きで進もうとすると、沖の方向へいってしまう。ううむうまくかみあわない。
海ではちょっと背浮きの方法を変えないと。プールなどでは浮力が少ないのでまっすぐ上を見るか顎を突き上げ気味にした方が呼吸を確保しやすいが、海は浮きやすいので少々顎を引いてもいける。すると視点がやや前方に移るので、波のくる様子がわかる。
だが、終始海はちょっと怖かった。

それと、海は浮きやすいという理由により、やはり立ち泳ぎらしきこと、要するに手で水を掻いてその場に浮いてとどまるのも、やりやすかった。あまり顔を上げる必要がない。ただし波で口に水が入ることがあるが。鼻までは波はちょっと到達しにくい。いやあ鼻が口の上にあってよかった。
ちなみに口から入った水は容易に押し出すことができるので、とても楽。誤飲の心配がない。
舌で海水を押し出す。ただしやっぱり塩辛い…。
ほんま海水から塩分を効率的にとる機械とかがあれば売れるやろ。
非常時には海の水から真水を作れるし、平常時は塩がらくらく作れるかも。
ただ、立ち泳ぎをするにあたって、先述のとおり片手でうきわのひもを持っているので、つねに浮き輪が体に隣接してしまって、片方の手を動かせない。
よって一つの腕で浮いている方法になるが、これでもしっかりと浮ける。
何より、この浮き方で疲れにくいのが利点。あまり必死に何度も手で水をかかなくてよい。
これは落水した時に少しの間浮いて待っているのにはとても好都合。
普通に周りの状況や潮の状況も見れて気が楽。
しかしこれ、大きい波の日とかだと恐ろしい。頻繁に顔に水がかかって苦しい事この上ない。

また、浅瀬では、背浮きをするとより波が浅瀬では大きくなるので盛大に鼻に入る。
鼻に入ってしまう事故は、ほぼこれのせい。しかもやたらあおられるので、若干酔う。
さらには波にあおられてよく動かされる。

なお、海水温は大阪湾が19度少しで、入った時はちょっと冷たかったが、慣れるとなんと海の方が温かい。冷たいとまったく感じないようになった。なんかぬるいお風呂に入っているかのような。
これは本当に19度なのか疑問。
なお、その他海水浴客は冷たいと言っていた。まあ我は特にヒャド軽減メラ弱点程度なので、無理もない。それと波打ち際に座っていると、靴を履いた脚がすさまじい浮力をもって浮いてくるので、
まるでV字バランスかのようになる。なお、当の本人は体が非常に硬い。クラスでも1,2を争うほどの体の堅さだろうと断言できるかも。
とりあえず海は、不意になんかのボートなどに乗っていて落ちたときには、浮きやすいので楽なのかもしれない。長い間浮いているのは、どうしようか…。
そこでこう考えた。波の方に頭を向けるか、それか鼻を手で覆えばいい。
もちろんひじとかは水中に入れておく。こうすれば手が水面上に出て浮力は少し落ちるものの、
鼻から入るのを抑制できる。鼻から入ると排出するすべがない。
塩辛くなるし、ちょっと苦しい。鼻からの流入はどうしても避けたい。
しかし我は画期的な案を思いついた。衣服にはティッシュをポケットにいれていることがある。
それで、鼻血の時みたいにティッシュを丸めて鼻栓のように詰める。
するとなんと、何もしなくても鼻からの水の浸入を防げる!?我天才か。
だがそれでも、口から水が入って呼吸しようとしてもできず海水が入ってしまう場合がある。
しかし口からなら、即座に海水を感知して舌で水を入れないようにすることが咄嗟に我々はできる…はずなので、しかも幾分鼻からよりは苦しくない。よって口より鼻をふさぐの優先。
後はずっと背浮きでまっているだけ。

だがさすがに、海水浴で沖に流されて戻ってこれず、救助を待つ形で背浮き、あるいは誰にも気づかれずに何時間も経過、ではあまりに精神的かつ身体的なダメージがあるので、避けたい。
よって予測できなかった2つ目の問題。
浮き輪は岸に流されるのに、自身は流されてくれない。すなわち、とても進みにくい。
まあでっかい浮き輪を持っているのが原因かもしれんが。
よって今度は、コースロープのような海に貼られている場所で海水浴をしようと思った。
あそこなら、引きでも満ちでも関係ない。ロープか何かを伝っていけばいつでも戻れる。

よって、今度から気を付けるのは以下の2つ。
1,浮き輪が邪魔になりすぎず、かつその効果をいざとなったときに発揮できるように適度に離す
2,流されないようにすぐにつかまれる場所で遊ぶ(浮くあるいは泳ぐ)
これが重要らしい。
なお、浮き輪の使い道は、流された場合楽に岸に戻るため、あとそんな時に気分を落ち着かせるためのもの。さすがに浮き輪なしで沖に流されたときの不安感は絶大だろう。わかるわ…。
身一つで岸から離れた海の中に一人取り残されるこわさは、泳げない我にとってはそれはそれは恐るべし。流れが激しくないとそのまま背浮きで戻ってこれるが、これは頻繁に自分の場所と向きを確かめなければならず、ちょっと疲れる。
ただ、手で水を掻いて顔を水面に出しやすいので、沈む心配は少ない。
だがなにが心配かという陸が遠い事。もうこれに尽きる。
普通に落水などした場合には、とりあえず助かるためにいろいろと考えを巡らせるが、
あくまでも海水浴は「遊び」であるから、さすがにそんなことに(といっても馬鹿にできないが)頭に思いを巡らせて試行錯誤するのは得策ではない。
ちょうどドッヂボールでよけるのに、ナイフや攻撃をよけたりするのに使わないといけない瞬間的な判断能力を使うといったのと似ている。極力、そういうのは避けたい。

また何かあったら新しく記述しよう。写真もまだだし。
明日ひらパーに行けないものか…。今日は相当疲れたが…。
疲れているのにも関わらずもう日曜日にはひらパーでジェットコースター初乗り回し大作戦を考案中。我はいろいろとやりたいのであった。