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2017年9月19日火曜日

モンパレ ログとSSモンスターの関係1

おそらくモンパレをやっている人ならば、誰しもこのようなうわさを目にしたことがあるだろう。

「ログにSSモンスターの名前があれば、激熱」(スペシャルな洞窟を除く)

確かに、自分も、ログにSSが出れば、3割くらいの確率で体感来ている気がする。
まあデスタムーアとかは何回ログに乗っても来ないが。

とりあえず探検開始を押した時点で結果が決まっているので、ログにでている時点ですでに確率も何もなく確定しているのだが、ここは条件付き確率のもとにこの事象を考察することにする。

例えば、現在、ギガントドラゴンの排出率は0.5%である。

ここで知りたい確率は、「ログにSSモンスターがいるときにSSモンスターが当たる確率」である。
よって求める確率は、「ログにSSがいて、かつSSモンスター当選」/「ログにSSがいる」となる。

ここで注目すべき事実は、SSモンスターが当選していれば確実にログにSSの名前は載る、ということ。すなわちSSモンスター当選。という確率に置き換わる。すると0.5%であることがわかる。
(この確率はサイコロで偶数が出てかつ2の目が出る確率、というのと似ている。)

さて次。ログにSSがいる、という確率。
ログがどういう方法で抽選されているのかは知らないが、実際にSSが来た数よりログに乗った数のほうが多いのは明らかなので、それぞれのモンスターが提供割合に従って各階で表示される、というのは考え難い。

とりあえず2つの場合に分けて考える。
SSモンスター当選確定時のログ。 これは条件から確実にSSが来るので確率は0.5%である。
SSモンスター落選確定時のログ。 これは、ログの中に必ず1匹は連れ帰るモンスターが含まれることを考えると、例えば1個投げならば40回「●●と出会った」と表示されるので、残り39回分でSSがログにでる確率を考えることになる。

だがしかし。ここで2つの可能性を考える。
ログに出るモンスターが、「提供割合に従って抽選」されているのか「すべて等確率で抽選」されているのかわからない。ログのSS出現率は公表されていないので。
そこで両方の場合を考えてみることにする。

提供割合に従って抽選されている場合、
39回中少なくとも1回以上SSがログに乗る確率、すなわち39回中1回もSSがログに出ない確率を1から引いたもの。よって、1-0.995^39

以上より、求める確率は、0.005/0.005+1-0.995^39でだいたい2.75%となる。
明らかに体感はそんな感じではない。それだとログに乗っても全然熱くない。

では次に、すべて等確率で抽選されている場合を考える。
とすると、総モンスター数がたくさんいる場合、相対的にログにSSが出にくいようになる。
このとき、面倒だがすべてのモンスター総数を数え上げる必要がある。
で、222体と判明。ほとんど0.5%のときと変わらない。よって確率も似たようなものに。

だが明らかに体感で2%なはずがないので、ログにはSSモンスターの名前がそこそこでやすくなるように(0.5%のモンスターなら2%くらいに)なっていると考えられる。
…まあ統計による推測だから確実とは言えないが。

普通に考えて、各階層でのモンスターの抽選方式は同じと考えるのが妥当なので、仮にログの各階層の一回の抽選でSSが出る確率をnとでもおくと、上記と同様の計算方法により、
0.005/0.005+1-(1-n)^39という確率になる。
さて、あとはこれのnを増やしていって、体感2,3割くらいになるようなnを求めればよい。
上式をプロットすると上のグラフになるので、これで1/4くらいということになると、確率はおよそ
0.0005ということになる。
(ここでn=0というのは、外れの場合決してログに出ない、裏を返せばログに出ればあたり(対偶)である、よって100%という意味。)
いわれてみれば、確かにSP期間中で4%ならば、ログに40回分の抽選があれば1-0.996^39の確率で、つまり79.65%の確率で乗るだろうが、明らかにそんなわけはない。

いろいろと仮定が多いが、なんとなくログに出るSSモンスターは、各SS排出割合の10分の1程度ではないかと推測される。ただ、この推測はあまりにも信ぴょう性がないことに注意。
なにしろ体感的な確率から逆にログの確率を推測するという本末転倒なことになっているので。

しかし、転生などはログに来てもまず来ない、といううわさも多いことを考えると、
ログでの表示割合は別テーブルが用意されているのかもしれない。

全体をまとめると、ログの表示は通常のSSの排出とは違うメカニズムが組まれている可能性が高い、ということである。