我は決めた。とあるプールで、稼動床を利用して水深を変えてもらい、着衣水泳が可能なようにプール側に承認してもらおうと。幸いそのプールでは、そういった個人利用、水深の調節、着衣水泳の承認(まだ不明)を行っているらしい。
だが残念ながら本日は火曜日で月に一度の休館日。なので明日にFAXで話をつけようと考えている。やりたいことを一気にその貸切時間に行うことにする。
せっかくなので誰か連れて行くことにした。その間我はいろいろ実験を行う。
まずやるべきことを書き下しておこう。
1、生身の状態で、脚を伸ばしたまま背浮きの姿勢が崩れた場合の体の動向および復帰方法
2、立ち泳ぎ、あるいは首を上に突き上げずに浮いていられる比較的楽な方法、靴の影響
3、着衣水泳時における背浮きの感覚(水の深さが緊張感に影響を与えるか
4、底のつかないプールでのボビング方法
5、底の深い水に転落したときの対処方法
(6、もぐってどこまで肺と耳が耐えられるか)←危険な上にやりづらいのでたぶんしない
これらが、我がやりたいことである。本来海ならば全て達成されるのだが、やっぱり先に難度の高いプールでやってみたい。
いよいよ直立姿勢で水に浮くことができる、最初のチャンスである。
思えば長かった。この方法に至るまでの道のり。小学校からの夢だった。
その夢が、2017年4月15日にいよいよかなえられるかもしれない。
もうわくわくドキドキで当日は大変なことになるだろう。
かかる費用は10000円台で、一度きりのチャンス。海水浴ならもっと安いが、
やはり淡水で一度実験してみたかった。
もしかすると他レーンとの兼ね合いで、着衣水泳は水が汚れるので無理かもしれないが。
ただ、実施予定は夜間である上、しかも着用するのは軽装なので、汚れにくいと思う。
そのあたりは向こうがどう反応するかによる。
この実験計画は、水曜日より施行する。カメラはまあ、要らないだろう。なぜなら同様の背浮きは自分のプールでも、海水浴でもできるので。
1をやる理由は、やっぱりずっとひざを曲げているのはまあ疲れはしないが、ちょっと面倒。
やっぱり脚を伸ばしていたい気もする。そこで脚を伸ばしたまま背浮きの姿勢で脚が沈んだ場合、身体がどうなっていくのかを知る。浅いプールでは底についてできない。
2をやる理由は、首を上につきあげなければ首は全然疲れない。
しかも立ち泳ぎなら前方、周囲の状況が把握可能。状況に対応しやすい。
あと、靴を履いていると立ち泳ぎができるのか、ということについても調べておきたい。
3をやる理由は、これまで浅い数十cmのプールでしか着衣での背浮きをしたことがなかったので、
やはり底が深いというプレッシャーが浮力や姿勢に影響するのか、ということについて練習。
もちろん最初は危ないので、プールサイドにつかまったままの練習となるが。
4について、背浮きをやるほどの深さでもなく、かつこっちのほうが当面は実用的であるという判断を下した時用の方法。主に地面を蹴って顔が水面に出たときの呼吸のタイミングや方法をつかむ。
5について、やはりこれまでは水深がせいぜい1.4mで転落を想定しようとしてもやはり底に脚が結構な勢いでつき、沈みきれない。なので一瞬深いところまで沈んだとき、どのような感じになるのかをあらかじめ把握しておくことにより、事故時にあわてないようにするのが目的。
以上が、わざわざ実験をする目的である。
こういった実験は、もう水深の深いプール(1.7m以上)や、海でしかできない貴重なことである。
これらが土曜日にできることを祈って、本日も学校に行くことにする。
なお、本日は帰宅後時間があるのでちょっと遠めのプールに行く予定。
やはりそこで背浮きを練習する。