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2022年1月17日月曜日

デュエルドリームで最適解に近づく

 先ほどの基本的な部分から、これを期待値化した。

これはとあるビンゴの配置の時にマスID[1,2,16,17,25]にINした場合、配置時のグループ番号が[m,n]のときの期待値を表している。

例えば[2,3]というのは2グループ目、3グループ目の配置を意味し、これはマスIDで3,4,5,10が埋まることになる。その場合の期待値は0.955877とPO率95.6%であることを意味する。

こうしてみていくと、[4,15]で最大値をとる。これはマスIDで7,19を埋めることを意味し、確定で3ラインを得られる。よって期待値のLINE数(左側)も3以上に必ずなり、さらにそれ以上のLINEも期待できる、ということが示されている。


なおこれは、FREE配置可能個数が2個で、残り球数が3個の時である。

この組み合わせはもちろんすべての場合において対応できるようにここまで作ってきた。

例えば前半5球が入り、後半でSP3球となって6球も残り入る場合かつFREEが1個配置できる場合は…、25C6通りも考えられるため先ほどより明らかに時間がかかる。

しかし7マス目または19マス目に配置した場合の期待値LINE数が同点で3.15085ライン、そして期待値は19マス目の方が高く、528.425%である。

これは前半がしょぼくてもFREEが1個配置でき、かつ後半にSPが3回も入れば5倍の配当が期待できるとなんとなく理にかなっているような気がする。

がここで雲行きが怪しくなるのは、FREEが5個使用できて後半6球抽選される場合などである。もちろん計算はできるのだが、各FREEの配置に対して8秒くらいかかるのである。

FREEは全部でとあるカードの場合17グループ考えられ、ここからFREEには配置できないことで12グループになるのだが、ここから5個選ぶということは12C5=792パターンあり、

この5球の入り方で、かつFREE配置可能数5個の場合ではこれだけで6400秒つまり2時間弱かかるという点である。

よってここからはもはやPCの処理速度と、それにかける時間との闘いである。

なおビンゴバルーンの解析をしたときも、PCを1か月間は休みなく回し続けた…。


さて次は、その5球の配置パターンや、前半で6球、7球、8球が抽選されたりなどの起こりうるパターンと、それに対応するFREE配置可能個数を算出したりする処理に入っていく。

たぶん期待値を求めるのはこれであっていると思うので…。