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2024年7月11日木曜日

テキサスホールデムの確率(8) 途中経過

 手持ちのカードに関する条件なしのベースとなる確率分布の計算が進行中である。

現時点では夜通し回していたので3130000回試行できており、そのサンプルをとると

{3130000,{0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,4,78,593,0,31,701,5191,0,75,2693,19871,0,306,7563,56048,0,661,17323,131581,0,1295}}

となっている。これは役を低いものから50個ほど抽出しているもので、最初の方にゼロが多いのはノーペアで弱い柄になることは起こらないことを意味している。この場合29番目まではほぼ起こらないということであるが、ノーペアでは最大の数字が優先される強さとなっているので、まず最大が2(最弱)となるのはどの柄1~4でも起こらない。これが2,3,4,5,6,7,8までは一度も起こっていないのは、たとえば8であっても9以上の数字が7枚のどこにも表れないというのは(7/13)^7であり、最大が8だとするならばまず他のカードが8の時点でワンペアなので7以下確定。そして次は6以下確定…となると8,7,6,5,4,3,2の構成しかありえなくなるがこれはストレート以上を構築する。よってワンペア以上が確定で出る(鳩の巣原理)ので、理論上テキサスホールデムでノーペアの8以下は出ない。9ならば柄の弱いものから順に0,4,7,593と出てくるが最弱の柄がでないのは一応理論上{1,2},{1,3},{1,4},{1,5},{1,7},{1,8},{1,9}などの場合にありうるが、極めて低い確率なので出ないだけ。ノーペアでは数字ついで柄を強さの順としているが今回のシミュレーションではその数字内の柄で強さを競うのかそうでないのかが不明なので(例として{1,2},{1,3},{1,4},{3,5},{1,7}と{1,2},{1,3},{1,4},{2,5},{2,7}の比較では前者はと後者は最大7で同じ、柄の比較は組での最大ならそれぞれ3と2、7という数字内なら1と2なので結果が異なる)とりあえず柄の最大値としているがどちらにしてもそこまで確率は変わってこない気がするのでここはスルー(いちいち計算をやり直すとまた1日かかるので)…としたかったがノーペアKの確率が131581/3130000と案外無視できない結果になったのでやり直す。